森林を育てて守り、活用する。
私たちは未来を思い今を考えます。

Forest Conservation

人と森林の関係を再考し、豊かな森林を未来へ

造林・針葉樹 育苗

主伐再造林一貫作業による低コスト育林

豊かな森林資源を未来に残していくためには、伐採後に新たな苗木を植林する必要があります。森林のサイクル(造林)は『植林』によってスタートします。

造林とは、森林に苗木を植栽し、成木になるまで育てていくことをいい、人の手で造成された森林は人工林と呼ばれ、継続的な管理が必要になります。

主伐~再造林の作業を一貫して計画・実施することで、資機材の共用利用が可能になり、森林内の未利用材(枝条等)をバイオマス発電用燃料にチップ加工・流通することで、再造林に掛かるコストを削減します。

低コストで効率的に苗木を育成・流通

低コストで効率的に苗を生産・育成することで、安定した苗木の供給につながります。また、自社で育苗を行うことにより、森林整備事業のサイクルを一環して行うことが可能になります。

造林において植栽樹種、品種の選定は重要です。自社で苗木を生産・調達することで、品質の安定と、調達コストの削減を可能にします。

造林・針葉樹 育苗

適正な森林環境を実現するための間伐

森林を荒廃させずに保育・成長させるためには、適度な伐採が必要です。木々が密集し過ぎてしまい、太陽の光が届かなければ、森林は成長できません。

森林は成長過程で間引きが必要になります。このような伐採施業を間伐と言います。間伐を実施することで、森林環境が適正に保たれ、公益的機能が発揮されます。

各種補助金制度を活用した搬出間伐を主とし、搬出された原木丸太は建材や木質バイオマスとして活用します。

林業における収穫作業

収穫時期を迎えた森林は一定の範囲にまとめ、計画的に伐採をします。これを主伐(全伐)と言います。主伐作業は、林業における収穫作業になります。収穫された木は、原木丸太となって、建築資材などの様々な建材へと生まれ変わります。

森林経営管理、素材生産(伐採)、原木流通、木質バイオマス燃料利用までを一貫して行うことで、トータルコストを削減し、森林の資産的価値を向上し、環境に配慮した木材生産を実現します。

安全性と経済性を確保した林道整備

効率的かつ持続的な森林整備を行うためには林道(森林路網)の整備が必要です。完全性と経済性を確保しつつ、地形を崩さないような設計を行い、地質、傾斜などを踏まえて、最小限の規模で作設を実施します。

 森林内の作業路網が適正に整備されることで、丸太の搬出、機械の移動が容易になり、生産性が向上し大規模且つ長期的な森林整備が可能になります。また、除伐、下刈り、間伐の際に発生する枝葉や細木などの未利用資源を搬出することが可能になり、今まで未利用だった森林資源を木質バイオマスとしても有効活用しています。